仏教研究室

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輪廻転生から離れる道

高僧和讃

昿劫多生のあいだにも
出離の強縁しらざりき
本師源空いまさずは
このたびむなしくすぎなまし

高僧和讃とはどんな和讃か、七高僧の書かれたもの、
これは法然上人について書かれたお言葉。
源空上人とは法然上人のこと。
法然上人から教えていただくことがなければ、
親鸞またむなしく地獄おちていたといわれている。

今の中にもし法然上人におあいしなければ

親鸞また地獄におちていただろうといわれている。

ここで、親鸞聖人、
昿劫多生のあいだと言われている。
昿劫とはどんな意味か。
たいへん長い間。
多生は、私たちは今まで生まれかわり死にかわりを何回も繰り返してきた。

輪廻転生
その間、知らなかったことを今知った。
それは出離の強縁。
過去無量劫において知ることのできなかったことを今知ることができた。
出離の強縁とはなにか。
阿弥陀仏の本願のこと。
今回の御説法は、弘誓とは阿弥陀仏の本願のこととあったが、
親鸞聖人は教行信証の最初から、最後まで阿弥陀仏の本願一つ明らかにされている。

お釈迦さまも

如来所以興出世

唯説弥陀本願海

阿弥陀仏の本願一つ教えられた。
ここでは、出離の強縁。