もうすぐお正月が近付いて参りましたが、
お正月にぴったりの歌があります。
元旦やおめでたいとは金剛の
信を獲たる人にこそあれ
お正月になると、猫も杓子もおめでとうと言っていますが
本当におめでたいのでしょうか。
めでたいのは金剛の信を獲た人こそ
おめでとうというと言えます。
金剛の信心を獲ていない人は、何がおめでたいのか、
一日一日地獄にどんどん近付いているのに。
年が明けたということは、地獄へ大きく近づいた
ということです。
それでおめでとうと言えるのでしょうか。
ところが金剛の信心を得た人は、一日生きれば一日生きただけ、
極楽へ極楽へと近づいていますから、
そういう一年大きく極楽へ近づいた人にこそ、
心からおめでとうと言えます。
私たち、年末も年始もなく、寝ても覚めても
本当の生きる意味を確認をしていかなければなりません。