以前、料理の番組でこんなことがありました。
道を歩いているOLとか女子大生に、
お嬢さん、ちょっと料理造って貰えませんか
って声をかけます。
その時は酢豚でした。
なんか女子大生見つけてきて、
『お嬢さんちょっと酢豚作って貰えませんか』
酢豚を作る材料はそこに並んでいます。
そこに女の子がやってきて
『エー、酢豚—、うそー、でも作るのー、やってみるー』
ってガチャガチャガチャガチャやりながら、
とんでもない、その、豚の餌みたいな酢豚ができ上がりました。
それ酢豚じゃない
豚の餌だろうってかんじ。
これ酢豚ですなんて。
でしょうがないから食べて。
『うっ』それを全視聴者が見てね、
もう全国ネットで恥を晒しています。
『私嫁入りできません』
って言ってたし。
それを又テレビのコメンテイターが
『ひどいですね最近の若い女性は』
言ってるんだけど、失礼ですよね。
そこに颯爽と
『じゃ、本当に酢豚は作れるのか、プロにやって貰いましょう』
周富徳がでてきて、ぱっぱっぱっぱっ、
１０分くらいではい酢豚ができ上がりました。
おいし。
材料は同じですよ。
材料は同じですけど、
どっかの女子大生と周富徳はどこが違うのでしょうか。
それは腕です。
顔も違うけど、料理の腕が違います。
どんないい材料があってもだそれで美味しい酢豚ができるか、
豚の餌ができるかは、腕によって変わります。
あれは悲惨なテレビですね。
あそこにでていた女の子はもう貰い手ないでしょう。
自信のあるときはでたらいいんですけど、
そうするともう殺到します。
あの娘頂戴ってね。
私たちとしては人生の腕を磨くのが大切ですね。
それには、ブッダの教えである仏教が本質的に重要です。
人生の目的が教えられてますから。
