浄土真宗の3代目、覚如上人に改邪鈔という本があります。
これはまさに破邪顕正の本です。
邪を改めるとあるように。
間違ったものを改めなければ本当の幸福になれません。
邪を破らずして顕正はできません。
邪を持ったままでは絶対に後生の一大事の解決はできないので
厳しく破邪されたのが覚如上人です。
非常に厳しいものでした。
破邪はすさまじいものでした。
そして口伝鈔という本もあります。
これは、親鸞聖人から聞かせていただいたことをそのまま書き表されたものです。
21カ条あります。
正確には親鸞 聖人から如信上人、如信上人から覚如上人。
面授口決といわれるようにそのまま伝えられた。
如信上人は善鸞の子供。
親鸞聖人は善鸞を関東に送られましたが、
如信上人は親鸞聖人のもとで説法を聞いておられました。
覚如上人はその如信上人から教えを聞かれます。
実際は覚如上人は親鸞聖人の曾孫さんで、直接の面識はないですが、
しかし面授口決といわれるのは如信上人から聞かれて正確に伝えられました。
実際読んでみると分かるけど親鸞聖人の仰有ったその通り書かれています。
浄土真宗の素晴らしい教えの内容がおさまっています。