仏教研究室

お釈迦さまってすごいですよね。一緒に仏教を学びませんか?

浄土真宗に教えられていることとは?

浄土真宗を開かれた親鸞聖人の主著が教行信証です。
大部な教行信証の冒頭に書かれているお言葉です。

難思の弘誓は難度海を度する大船
教行信証

難思の弘誓とは、阿弥陀如来の本願です。
これ以上広いお誓いはないから弘誓といわれています。
想像もできない素晴らしいお約束です。

そこで、次に難度海について教えられています。
だから、人生を海にたとえて難度海といわれています。
この話は心の闇をたとえられています。
難度海とは私たちの人生です。

難度海とは苦しみの海、苦海とも言われ、
私たちの人生のことをたとえている。
これを話すには4つのポイントがあります。

①見渡す限り水平線・生きる意味がわからない
②次々と波がやってくる・苦しい
③だから丸太にすがるが裏切られて苦しむ
④最期はドザエモンになって死んでしまう

大変奥が深い話です。
こういう海を渡す船を教えられたのが、仏教です。
苦しみの海と言われる難度海を、明るく楽しく渡す大船がある。
だからこの大船に早く乗れよ。
これが本当の生きる意味だと教えられているのが仏教であり、浄土真宗です。