仏教研究室

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本願成就文が依憑

かの心行を獲得せんこと、念仏往生の願成就の『信心歓喜乃至一念』等の
文をもって依憑とす、このほか未だ聞かず。(改邪鈔)

 

覚如上人の御言葉
覚如上人ってどんなお方でしたっけ?

親鸞聖人の教えを正しく伝えられた方。

親鸞聖人の曾孫さんに当たる方。

親鸞聖人には七人のお子さんがいて、その末娘に覚信尼公がおられる。

その覚信尼公のお孫さん。

だから親鸞聖人の曾孫さん。

そういう覚如上人の御言葉です。

 

ここでは、この本願成就文のことを依憑と仰有っている。

至極も依憑も肝要も同じ意味だと思って良い。

この依憑という言葉を説明するのに、いつも物差しという言葉を使う。

真実の信心かどうかを決める物差し。

信心歓喜乃至一念この文字だけを引用されて本願成就文を代表されている。

ここが最も大事だから。

信心歓喜乃至一念等の文。これが依憑。物差し。

 

信の一念があるかどうか。

これで決まると言うことですね。

このほか未だ聞かず

このほか未だ聞かずと言うのはどう言うことだったかな。

 

覚如上人がこの願成就文の教え以外に親鸞聖人から聞いたことがない。

覚如上人が聞いたことがないと言われるのだから、

親鸞聖人は願成就文のことしか、

説いたことがない。教えたことがない。

 
だから覚如上人はこのほか未だ聞かず。

ワシは説いた。お前が聞いていないだけ、そんなことはない。

そういう御言葉ですね。改邪鈔。

 

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