宗教はいろいろありますけど、
どれもそれぞれ自分の宗教は正しいんだ。
これを信じていれば間違いないといいますね。
しかし、言っていることが違うのに、
どれでも正しいということにはなりませんね。
正しいという字は一つに止まると言うことですから、
二つも三つもないということです。
では、たくさんなる中で、どれが本当に正しいのか、
どれが本当に私を幸せにしてくれるのか、
それを明らかにされたのが親鸞 聖人の正信偈なんですね。
イスラム教では、豚を食べるなんてとんでもないんですが、
味の素の中に豚の成分が入っていて、
インドネシアではとんでもないことになっているそうですね。
私達からしたら、別にどうでもいいことでしょ?
そんなくだらないことでと思うわけです。
ところが、そういう教えによって、
ぎゃあぎゃあさわいでいるわけです。
真実でないから、それによって苦しんでいるんです。
しかも宗教というのは、
他の国だと影響力がものすごいんです。
権力欲と結びつくというか。
だから、宗教が異なる人というのは相容れないんですね。
そんなまちがったものを信じて、幸せになるわけがないんですよ。
ところが、鰯の頭も信心からなんて言って、とんでもないんですよ。