ただ見れば何の苦もなき水鳥の
足にひまなきわが思いかな
水鳥は水の上を気持ちよさそうに歩いています。
しかし水の下は外からは見えないけれど、思いっきり水をかいています。
浜崎あゆみと水戸黄門と、キャラは違うけれど、同じ心をうたっています。
天下の副将軍水戸光圀といっても、誰かに狙われないかと戦々恐々としている。
恋人達は とても幸せそうに手をつないで歩いているからね
まるで全てのことが 上手くいってるかのように見えるよね
真実はふたりしか知らない
見かけ。
えぇ格好しぃ。
外見は幸せそうにしているけど、内面は心配や不安をかかえています。
大学生で、自宅にいる人がいて、下宿したいと思っている人がいます。
「こんな自宅早く離れたい。自由にきままで、下宿はいいなぁ」
とあこがれます。
一方下宿生に聞いてみると、限られたお金の中でやりくりするのが大変。
自炊をするには、時間がかかります。
責任も伴うし、結局自宅にいるほうがいいと思っています。
いま、私が心配だったり、不安だったりするのは、
自分にこれらのものがないからと思って、
あるようになるように懸命な努力をします。
全人類の営みは、「無」の状態から「有」の状態になるように懸
命な努力をしている。
ところが、実態はどうか。
有っても無くても心配であることに変わりがない、
有無同然です。
ではなんのために生きるのかが問題になってきます。