実は最初から、生きている間に使える時間って限られているんです。
それが時々刻々と減っている、減りつづけています。
最初に80年の命をもらったとすれば、
80年の時間をつかって何をするかということです。
そしてそれは長くはありません。
ジャネーの法則というのがありまして
心理学者の作った法則なんですが、
時間というのは年を重ねるごとに早く感じられます。
だから、人生80年としても、その中間地点は
だいたい10歳前後になるそうです。
ちょうど、折り返し地点、砂時計ならもう逆さまになってしまったときです。
あと半分、命という燃料を使いきったら、泣いても笑っても終っちゃいます。
最後はお金も財産も地位も名誉もすべて儚い夢のように消えて行きます。
酔生夢死です。
何に生命を燃焼させるべきなのか?
そういう問題が、この「人生の目的」であり、
「生きる意味」という問題です。