本当の仏教の教えを聞くことが難しいことを、親鸞聖人は、御和讚で教えておられます。
「善知識にあうことも
おしうることもまたかたし
よく聞くこともかたければ
信じることもなおかたし」
(親鸞聖人・浄土和讚)
善知識にあわないと真実を知るということできません。
真実を知らないと求めることも獲得することもできません。
真実を教えてくださる善知識にあうことは難しいことです。
真実とは、本当の生きる意味です。
また善知識がその真実を教えるということがまた難しいのだ。
またその中真剣に聞かせて頂き、その通り体にかけて求めている人、聞いたことを実行している人も少ないと言われています。
難しいということは素晴らしいということです。
善知識にあうこと難しいのにあうことができた人は大変幸せな人です。
「真実を知るものは幸いなり」と言われます。
真実を知っている人なんてほとんどいません。
高校の卒業式で一緒に「仰げば尊し」を歌った人は沢山いたと思いますが、真実知らされたのはあなただけなのでは?
高校時代、その中には自分よりももっと勉強のできた人、優れた人、人気のあった人いたはずなのに。
どうして私たちが仏教に説かれる本当の生きる意味にめぐりあえたのでしょうか。
まさに人生のエリートです。