2019-01-01から1年間の記事一覧
親鸞聖人は教行信証に、苦しみ悩みの人生を明るく楽しくわたす大船がある、心の闇をぶち破る光明輝く慧日があると断言されています。これに世界中の人が魅力を感じます。 仏教に三長者が教えられています。長者とは、恵まれた人です。お金持ちももちろん長者…
生きる意味や生きる目的も大事なんだろうけどまず生きねばならないのだから、私は生き方を知りたいという人があります。 ところが現実には、生きる目的がわからない人は生きてはゆけません。 生きることを泳ぐことにたとえると、なぜ泳ぐか、どこへ向かって…
いつまでも死なないと思っているのと、命は限られていると思っているのと、生き方はまったく違います。 たとえば何かの試験でも、次の試験まで半年となると、まったく慌てません。ところが、後1週間となると、慌てます。 時間の終わりを意識するだけ、その…
昔、NHKで浄土憧憬という番組がやっていました。今でもDVDで見られると思います。 現代人は、死にふれる機会が少なくなり、死について考えることは少なくなったけど、昔の人は、浄土へあこがれを懐いていたという内容です。 現代人は、死にふれる機会…
生きる意味は何か。生について考えることは、死を見つめることです。死を忘れた生き方は、本当に生きているといえません。生きている実感が感じられません。 死と生は切っても切り離せない。つねに隣り合わせです。死と無関係な人はありません。そういう差し…
毎日、毎日、いろいろなニュースで無常ということどれほど目にするでしょうか。 以前、笹子トンネルの関係者が書類送検されました。あれから何年も経ちます。 笹子トンネルの屋根が落ちました。9人亡くなりました。 トンネルの屋根が落ちてぺちゃんこに潰れ…
宗教学者の山折哲雄が『わたしが死について語るなら』という本をポプラ社から出しています。宗教学者が死について語ると、どうなるのでしょうか? 山折哲雄は、死を教育機関で教えることが非常に大切だと考えています。 「私は「死」について、「無常」につ…
『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』という本があります。 名越康文さんという精神科の医者の書いた本です。 なぜ悩みがつきないのかというところで、 なぜこれほど恵まれた生活を送っている僕らの心の中に、不安があるのか。それは、僕らがある一つの「問い」…
金沢大学医学部の教科書に『死生学入門』というものがあります。 そこには、こうあります。 わが国では今まで死をタブーとしてきた。生と死は表裏一体であるのに、死を忌み嫌っていた。しかし、死は確実にすべての人に訪れるものであり、死を避けることはで…
アメリカの俳優、モーガン・フリーマンの番組が、日本でもNHKでやっていたことがあります。 そこで楽観主義について、プラスに働く場合もあると言っていました。 楽観主義は人の世の中に対する見方だけでなく現実を変える事もあります。前向きな予測はそ…
モーガン・フリーマンというアメリカの有名な俳優がいます。 そのモーガン・フリーマンがNHKでやっていた『時空を超えて』という番組があります。 「この世界は“現実”なのか?」というテーマで、 人間の脳は物語の語り手です。世の中がどういう状態にある…
親鸞聖人の恩徳讃には、身を粉にしても、骨を砕いても恩返しせずにおれないという報恩の気持ちが歌われています。 如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし師主知識の恩徳も骨を砕きても謝すべし(親鸞聖人・恩徳讃) ご恩返しが大きいということは頂いた幸…
浄土真宗では、年に1回報恩講という行事があります。浄土真宗で一番大きなご縁です。 報恩講とは、恩に報いる集まりということです。 誰からの恩かというと、報恩講の恩は、親鸞聖人のご恩。 どんなご恩かというと生き方ではなく、本当の生きる意味を教えて…
私たちに何が善か悪かわかりません。 アメリカで車の運転が悪い町がありました。 交通事故で毎年30,40人、亡くなる町です。荒っぽい運転で自分の子供をひかれて殺された親が復讐劇をします。 無茶苦茶な運転をします。そういうのが3人起きました。最近…
そろそろお盆ですが、いかがお過ごしでしょう。あなたは生きる意味がどれ位大切なものかご存じでしょうか? 生きるということは、生きて行くとも言われます。 それは私たちはどんどん生きて行くからです。 昨日から今日、今日から明日へと生きています。 禅…
宗教学者の山折哲雄が『わたしが死について語るなら』という本をポプラ社から出しています。宗教学者が死について語ると、どうなるのでしょうか? 山折哲雄は、死を教育機関で教えることが非常に大切だと考えています。 「私は「死」について、「無常」につ…
アニメ映画にもなった小説に『スカイ・クロラ』というのがあります。 未来の世界で、何もかも自動化されて楽しみがありすぎる金持ちが、レジャーを求めて、戦闘機で闘いをして相手を撃ちのめします。 遺伝子の関係で、年を取らずに老衰で死なない子供ができ…
『漫画哲学ってなんだろう』という本があります。御厨良一という人の本で、平成2,3年に出版されています。 その『漫画哲学ってなんだろう』の第二部に、「死を考えることが哲学を理解することになる」とあります。 死の話ばかりしていると、暗くなります…
脳科学者の池谷裕二の『単純な脳、複雑な私』という本があります。高校生に向けて講演した記録です。 そこには「脳は私のことを理解しているのか」と問いかけてあります。 えっと思います。 実は、自分で自分を意識しようとしても、意識できるところとできな…
『死後の世界を突き止めた量子力学』という本があります。 昔、科学 といえば死後を否定するものと思われていましたが最近ではこんな本も出ています。この本の中でもこんな表記がありました。__________ 観察するという意識と行為がなければこの世…
『科学 を包む仏教』という本があります。 水原舜爾という方は亡くなられましたが岡山大学の医学部の名誉教授で90何歳まで長生きした。バリバリの理系ですね。この本を出す前にでたのが『科学 から仏教へ』という本です。1980年ごろのだいぶ古い本です…
仏教では、私たちの行いを心と口と身体の3方面から見られます。 心を行いというのも世間と違いますし、その上その3つの中で、一番大事なのは、心であることもまったく違います。 世間の法律は、身体の行いを一番重視します。 今ストーカー殺人事件がありま…
五木寛之という作家があります。以前も親鸞という新聞小説を書いていました。 仏教の中でも親鸞聖人や蓮如上人に関心を持っている人です。あの人の文章はプロだからうまいですね。内容も考えているなというところあります。 五木寛之の本の中にこういうこと…
年配の方で、「昔の鶏はよく鳴いたけど、最近の鶏は鳴かなくなった。鶏も最近の若いもんと同じで働かなくなった」という人がありました。しかし鶏は、今でも鳴いています。 単に、その方の耳が聞こえにくくなっただけです。自分の耳が聞こえなくなったことを…
人間に生まれてきたのはなんのためか?本当の生きる意味は何か。 皆何を知りたいと思って頑張っているかというと人生の目的を知り、達成し、 人間に生まれてよかったという絶対の幸福になるのが目的です。 その絶対の幸福というのは煩悩即菩提です。 煩悩即…
浄土真宗を日本最大の仏教の宗派にされた蓮如上人は首に賞金かけられました。それは、当時の仏教の中心だった比叡山からすれば、蓮如上人が邪魔だったからです。 蓮如上人の首をもってきたら賞金を与える。比叡山はこんなことまでしました。 だから当時蓮如…
法然上人が1175年に浄土宗を開かれて、約30年後の1207年、当時の仏教界が権力者と結託して、法然上人への大弾圧が起きました。 それは、浄土宗がものすごい勢いで広まったからです。 私の知り合いで花屋の人がいます。どこで店ひらいているかとい…
法然上人が、当時の仏教界すべてを敵に回された大原問答は、1185年です。仏教学者全員を一人で打ち破られた法然上人は、名声が一段と高まりました。 当時の仏教学者たちとしては、分担して仏教学を学び、法然上人をぶっ潰そうと思って攻撃したら余計に法…
浄土真宗を開かれた親鸞聖人は社会の裏で、大きな力にひどい目にあわれたかたの一人です。 図解雑学というシリーズが書店に並んでいますがその中に図解雑学 親鸞というものがありました。その図解雑学親鸞という本の後ろに親鸞の生きた時代の年表があります…
2ちゃんねるなどで、匿名で好きなことを書いています。 誹謗中傷されて自殺する人もあります。いわれるだけいわれつづけて削除依頼してくださいと言われてもなかなかしてくれません。色々な方法を使ってようやく削除してくれても、誹謗中傷は全くやまりませ…